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<sect1 id="config-mouse">
  <title>マウス</title>

  <sect2 id="config-mouse-introduction">
    <title>はじめに</title>

    <para><application>MATE コントロールセンタ</application>のマウス capplet を使用すると、マウスのプロパティを設定できます。次に例を示します。</para>

    <itemizedlist>
      <listitem>
        <para><guilabel>全般</guilabel>タブには、マウスの加速度、マウスの感度、ダブルクリックのタイムアウト、ドラッグ＆ドロップのしきい値、ポインタの位置、左手用または右手用マウスの使用方法があります。</para>
      </listitem>

      <listitem>
        <para><guilabel>操作支援</guilabel>タブには、第２ボタンのシミュレート・クリックとドウェル・クリックがあります。</para>
      </listitem>
    </itemizedlist>
  </sect2>

  <sect2 id="config-mouse-general">
    <title><guilabel>全般</guilabel>タブ</title>

    <para><guilabel>全般</guilabel>タブには、マウスの一般的な設定項目があります。</para>

    <sect3 id="config-mouse-general-orientation">
      <title>マウスの利き手</title>

      <para>ユーザが右利きか左利きかによって、マウスの操作が異なります。</para>

      <para>右利きの場合、マウスは通常、机の右側に置かれます。第１リボタン（アクションボタン）は人差し指で押せるようにマウスの左側にあり、第２ボタン（メニューボタン）は右側にあります。</para>

      <para>けれども、左利きの場合、マウスは机の左側に置かれています。その結果、左手の人差し指で第1ボタンを操作するためには、マウスの第1ボタンと第2ボタンを入れ替える必要があります。</para>

      <para>ユーザが右利きの場合は<guibutton>右利き</guibutton>ボタンを、左利きの場合は<guibutton>左利き</guibutton>ボタンを選択する、というのが<guilabel>マウスの利き手</guilabel>設定の目的です。ユーザが適切な設定を使ているとき、人差し指の下には第１ボタンがあります。</para>
    </sect3>

    <sect3 id="config-mouse-general-cursors-locate">
      <title>ポインタの位置を表示する</title>

      <para>ポインタがどこにあるのか見失うことがあります。<guibutton>コントロールキーを押したとき、ポインタの位置を表示します。</guibutton>を選択した場合、コントロールキーを押せば、ポインタを再び表示させることができます。</para>
    </sect3>

    <sect3 id="config-mouse-general-speed">
      <title>ポインタの速度</title>

      <para>マウスの動きとポインタの動きの関係については、ユーザごとに好みが違います。各ユーザの好みに合わせて調整するには、<guilabel>加速度</guilabel>と<guilabel>感度</guilabel>設定を使用します。</para>

      <itemizedlist>
        <listitem>
          <para><guilabel>加速度</guilabel>: マウスの動きとポインタの動きの間のリニア係数を設定します。</para>
        </listitem>

        <listitem>
          <para><guilabel>感度</guilabel>: マウスが加速し始めるしきい値の速度を設定します。</para>
        </listitem>
      </itemizedlist>

      <para>例えば、感度を最低にすると、加速度調整なしでマウスがずっと動いている状態になり、この場合、マウスの距離とピクセルの距離の比率が完璧になります。</para>
    </sect3>

    <sect3 id="config-mouse-general-dnd">
      <title>ドラッグ＆ドロップ</title>

      <para>ドラッグ＆ドロップとは、オブジェクトをクリックしたまま、画面上の別の場所にドラッグすることで、イベントを発生させることです。</para>

      <para>ある程度の距離をドラッグしないと、システムはドラッグ＆ドロップ操作として認識しません。どのくらいの距離をドラッグするのか設定するには、<guilabel>しきい値</guilabel>スライダを左右に動かしてください。</para>
    </sect3>

    <sect3 id="config-mouse-general-double-click">
      <title>ダブルクリックの間隔</title>

      <para>ユーザが第１ボタンで2回クリックした場合、システムは、2回のクリックの間で経過した時間的な間隔をもとに判断して、ダブルクリックまたは2回のシングルクリックとみなします。</para>

      <para><guilabel>タイムアウト</guilabel>スライダを使って、2つのクリックがダブルクリックとみなされるまでの最大遅延時間を設定できます。2つのクリックの間の間隔が設定された最大の値よりも大きい場合、2つのクリックはダブルクリックではなく、2つのシングルクリックとみなされます。</para>

      <para>したがって、タイムアウトが短いほど、ダブルクリックの2回のクリックの時間間隔が短くなります。</para>

      <para>ユーザは、設定したタイムアウトをテストすることができます。電球をクリックして点灯すれば、ダブルクリックが検出されたということです。</para>
    </sect3>
  </sect2>

  <sect2>
    <title id="config-mouse-a11y">操作支援タブ</title>

    <para><guilabel>操作支援</guilabel>タブは、マウスに追加機能をもたらします。第１ボタンを使用してセカンダリクリックを実行したり、ハードウェア的なボタンを一切使用せずに、全く異なるタイプのクリックを実行できます。</para>

    <sect3 id="config-mouse-a11y-simulated-secondary-click">
      <title>第２クリックの摸倣</title>

      <para>1個のマウスボタンしか使用できないユーザが存在します。こうしたユーザには、<guilabel>第２クリックの摸倣</guilabel>を有効にすることによって、その独特なマウスボタンで直接セカンダリクリックを行う方法があります。実際、マウスを動かさずに、決められた時間だけプライマリボタンを押し続けると、自動的にセカンダリクリックが行われます。</para>

      <para>また、<guilabel>第２クリックの摸倣</guilabel>は<guilabel>遅延時間</guilabel>というスライダを提供するので、ユーザがボタンを押してマウスを動かさないでいる時間を設定して、セカンダリクリックが自動的に実行するようにできます。</para>
    </sect3>

    <sect3 id="config-mouse-a11y-dwell">
      <title>自動クリック</title>

      <para>ハードウェアのボタンを使用できないユーザが存在します。<guilabel>自動クリック</guilabel>機能を有効にすると、マウスボタンを一切押すことなく、様々なクリックを行えるようになります。実行可能なクリックの種類は、シングルクリック、ダブルクリック、ドラッグクリック、セカンダリクリックです。</para>

      <para>マウスボタンを押さずにクリックを実行させるには、ユーザは<guilabel>ポインタの移動を停止してクリックを始める</guilabel>というボックスにマークを入れる必要があります。クリックがどのように行われるか、また、どのような種類が選択されるかは、ユーザが使用しているドウェルモードに依存します。次の２つのモードを利用できます。</para>

      <itemizedlist>
        <listitem>
          <para>前もって選択したクリックタイプによって、クリックを自動補完</para>
        </listitem>

        <listitem>
          <para>クリック開始後のマウスジェスチャによって、クリック補完とクリックタイプを選択</para>
        </listitem>
      </itemizedlist>

      <para><guilabel>遅延時間</guilabel>スライダを使って、クリックが開始されるのに必要なポインタの待機時間を設定できます。</para>

      <para>マウスを動かさないでいるのが困難な人のために、<guilabel>移動時のしきい値</guilabel>スライダが用意されています。スライダを低い側にすると、少しのマウスの動きでも考慮されますが、しきい値を高く設定すると、マウスが動いたとみなされるには、より大きな距離を移動しなければなりません。</para>

      <para>先に述べたように、ユーザはクリックタイプとクリック補完に関して、２つのモードの中から選択できます。</para>

      <sect4 id="config-mouse-accessibility-dwell-ctw">
        <title>自動クリック補完のドウェルクリック、および事前選択のクリックタイプ</title>

        <para>このモードは、ユーザが<guilabel>事前にクリックの種類を決めておく</guilabel>を選択したときに動作するようになります。実際に先述の事前定義された遅延時間の間、マウスを動かさないでいると、システムは自動的にクリックタイプ・ウィンドウで選択した「クリックタイプ」を実行します。</para>

        <para>クリックが発生した後、シングルクリックタイプが自動的に復元されます。他のクリックタイプを選択するためには、クリックタイプ・ウィンドウで選択したクリックタイプに対応する<guibutton>ボタン</guibutton>を自動クリックする必要があります。</para>

        <para>クリックタイプ・ウィンドウを表示するには、<guilabel>種類を表すウィンドウを表示する</guilabel>という名前のチェックボックスにマークを入れる必要があります。一部のユーザは、クリックタイプ・ウィンドウの代わりに<guilabel>自動クリックパネル・アプレット</guilabel>を使いたいと考えるかもしれません。パネルアプレットの利点は、デスクトップ上で開いているウィンドウを全く隠さないということです。</para>
      </sect4>

      <sect4 id="config-mouse-accessibility-dwell-gestures">
        <title>マウスジェスチャによる、自動クリック補完のドウェルクリック</title>

        <para>このモードは、ユーザが<guilabel>マウスジェスチャでクリックの種類を選択する</guilabel>を選択したときに使用されます。実際、上記で定義された遅延時間の間、マウスが動かないでいると、少しの間ポインタの形が変わります。</para>

        <itemizedlist>
          <listitem>
            <para>マウスのポインタが別の形状を表示しているとき、ユーザがマウスを動かすと、クリックが実行されその後ポインタは通常の形状に戻ります。どのようなクリックが行われるかは、マウスの移動方向に従います。</para>
          </listitem>

          <listitem>
            <para>ポインタが通常の形に復帰するまでマウスを動かさないでいると、クリックは実行されずにマウスを動かすことができます。次の自動クリックは、マウスの動きが再び止まったときに実行できます。</para>
          </listitem>
        </itemizedlist>

        <para>また、このモードでは4つの<guimenu>ポップアップ</guimenu>機能を使って、クリックの種類と動きの方向を一致させることができます。</para>
      </sect4>
    </sect3>
  </sect2>
</sect1>
